ドイツ銀行は相当ヤバくなってきた
ドイツ銀行問題を知らなければヤバイ。
収益が悪化の一途をたどっているというだけなら
ただの景気循環的な問題。
それならほかの銀行も基本的に同じになるはず。
ところがドイツ銀行だけ。
何がひどいってCDSの引き受けをしていて、
その支払いが急増しているため。
しかも世の中には資産担保証券(ABS)っていうのがあって
要は元本を保証しますよ証券。
これが売買され続けて膨れ上がっていて、
もうヤバイとなれば、サブプライム証券と同じで総売りとなる。
最近イタリアの財政問題の報道が多いのはこのためで
当然ABSも投げ売りの時期が来る。
泣きっ面に蜂なのが
米株投資で再起を図ったものの部門で赤字転落。
再起を図るなら買いではなく売りにすべきだったのに。。。
債券市場の場合、いったん売りに転換すると買い手が不在になるため
よく言われるたとえに「映画館の非常口に観客が殺到する」
というものがある。
これがまさに国債の売り状態。
こういう時はセリングクライマックスが近い。