ドル円が意外としっかりしているからまだ大丈夫???
株が暴落し続けてきたのに
ドル円が意外にもしっかりしているので
株とドル円を見てきた人にとっては意外感がある。
以前だったら、今回のような暴落になれば
ドル円はほぼ確実に107円106円に行ったはず。
今回ドル円がずっとしっかりしているのには理由がある。
それは株から米国債へのシフト。
プラスニーサかなと。(間違っているかも)
米10年債金利が3.3%ぐらいまで上がったときに
そういう資金フローが強まりドル円を押し上げた。
これがドル円を下支えしていて、
111円台は絶好の買い場というビットが大量に入っている。
この先、世界景気減速からリセッションに向かうので、
そうなれば、国債買いが一層強まると考えられる。
つまり長期金利は低下し、債券価格は上昇するというわけ。
面倒な話を抜きにして、
株へのうまみが消え、債券へのうまみが高まり、
買い場になっているのが理由。
米中冷戦、中国包囲網ということで
世界経済への不安が高まっているので、
さらに資金は債券に逃げる。
ドイツ銀行問題や欧州債務問題もくすぶっており
こういうことも国債に逃げる理由になっている。
理由は簡単。
債券を買う方が大きなリターンが得られる
そういう局面に来ているのかもしれない。